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<Author: 岑參>
<Title: 寄左省杜拾遺>
<Format: 五言律詩>
<Year: 1988>
<BookName: 唐詩三百首詳解  上卷>
<Translator: 田部井文雄>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 左省の杜拾遺に寄す>
<BookPage: 416>
<UsedPage: 1>
<Feature: 0>
<End Header>
<Poem>
聯步趨丹陛，
分曹限紫微。
曉隨天仗入，
暮惹御香歸。
白髮悲花落，
青雲羨鳥飛。
聖朝無闕事，
自覺諫書稀。
<End Poem>
<Translation>
二人つれだって歩いて、宮中の赤く塗った階段を、ともに小走りに登る身であるが、役所の部局を異にしておたがいに宮中の場所を限られて別々に勤務している。夜明けに儀仗兵の後に従って宮中に入り、夕方に宮中でたきこめる香を身に帯びて帰るのが、二人の日常である。

白髪のわが身は、花の散り落ちるのを悲しく思い、高い空を見ては、飛ぶ鳥のごとき君の姿をうらやましく思う。今の聖天子の朝廷には、政治上の欠陥は全くなく、天子をお諫めする上書もほとんどさし上げていないということを、自分自身よく心得ているのだ。
<End Translation>